Concept

英語を第二言語として勉強したり仕事で使っていると、新しい単語やフレーズに必ず触れます。避けては通れません。

英語学習を始めたばかりの頃は、学校の英語の授業で出てきた英単語をノートにまとめたり、市販の英単語帳を使ったりして勉強すれば十分なのですが、英会話スクールで中級レベル以上になったり、実際に生活や仕事で英語を使い始めるレベルになってくると、新しい単語やフレーズに出会う機会はどんどん増えます。

そうなると、市販の単語帳ではカバーしきれないので、辞書で調べておしまい、というケースが増えてきます。これでは一時的に理解できたとしても、記憶に定着しません。私も、何度も同じ単語やフレーズに遭遇して毎回辞書を引く、ということを嫌というほど繰り返してきました。

初心を思い出し、英会話スクールやインターネットで遭遇した新単語や新フレーズをノートにまとめようとしたこともあります。下記のようなイメージです。

このノートには、自分にとっての新しい単語やフレーズがまとまっているので、自分専用の英単語帳として長く活用できること間違いなし、と考えていました。

でも、実際はそんな都合良く行きません・・・

まず紙のノートを使うという時点で、物理的に管理できなくなります。ノートのページ数には限界があるので、新しい単語やフレーズを書けば書くほどノートが増えます。

ノートが増えると、今度は書いた単語やフレーズを探すのに時間が掛かるようになります。「あのフレーズの意味、どこのノートに書いたかな」というように、せっかく書いた単語やフレーズを探せなくなります。

つまり、勉強すればするほどこの図のような状態になっていき、どんどん勉強しにくくなっていきます。

ノートは、ペンやマーカーを使って単語やフレーズを視覚的・触覚的に記憶するのに最適なツールです。しかし、物理的な制約が多く、一度憶えた単語やフレーズが自分の骨肉になるまで継続的に見直す、というニーズには向いていません。

ですので、自分だけのデータベースを作って、そこに単語やフレーズを記録して長期的に活用していきましょう、というのがPhrasistaのアイデアです。このようなイメージです。

データベース化された単語やフレーズは様々な目的に活用できます。例えば、登録した単語やフレーズを使ってフラッシュカードを作ったり、その単語やフレーズを復習した記録をつけたり。

最近はAIを活用することでさらに多くのことができるようになりました。例文をネイティブスピーカーのように発音させたり、あなたの声を録音してどのくらい正確に発音できているかもチェックできます。単語やフレーズの入力も、カメラで文字を認識させたり、音声から文字に変換したりできるようになりました。

これらの最新のテクノロジーを活用して皆さんの英語学習をサポートするためのアプリがPhrasistaです。Phrasistaのコンセプトを図にまとめてみました。

まだまだ上記の機能をひとつひとつ走りながら作っている状況ではありますが、Phrasistaに興味を持って頂けましたら幸いです。

PhrasistaはAppleのAppStoreから無料でダウンロード可能です。ぜひお試しください。